個性を大切にする
小学校、中学校と、元気で明るい子が良いというように思って生きてきました。
自分の意見を言わず、周りに合わせておけば、特に目立つことなく、過ごせました。
学校が嫌でも、不登校という選択肢があることは、頭にありませんでした。
なので、中学校二年生まで、明るいグループに頑張って入ろうとして、トイレに行く時は誰かと一緒に行き、楽しくもなく、とりあえず勉強と部活を適当にしていました。
中学校三年生になって、このままでは面白くない。クラス変えもあり、眼鏡も変え、気分が変わりました。
どう思われても良いや、好きに生きていこう。トイレには行きたい時に行く。好きなことはするし、嫌いなことはなるべくしない。
自由に生き始めてから、ふっと楽になりました。
そうすると、自然体で過ごせ、周りにもそこまで気をつかわず、気の合う友達も出来ました。
無理に一緒にいるのではなく、楽しいから一緒にいる友達です。
私が小学生の時は、ランドセルは、女子は赤色、男子は黒がほとんどでした。
今は、カラフルな色になり、自分の好きな色を選べる時代なのかな、と、ほっとします。
性格が暗い子も良いと思います。明るいだけが正しいではないことを、今なら解ります。
個性を大切に、気兼ねなく表現出来る世の中になることを願います。